Gluedeco Award 2019-グルーデコアワード2019-
Gluedeco Award 2019-グルーデコアワード2019-

 

2019年グルーデコ®アワード
沢山のご応募ありがとうございました!

認定講師の技術力向上と、作品発表の場を目的として毎年開催されている「Gluedeco Award 2019」。
今回で4回目を数え、全国のグルーデコ認定講師、グルーデコ作家が1つの目標とする本コンテストの最終審査・授賞式が
11月11日(月)に南青山にあるコシノジュンコブティックにて行われました。

 

昨年好評を得ました内容を継続し、「作る。進化する。」のフレーズの下、たくさんの応募者の中から書類選考・二次審査を通過した6名が集結。
特別審査員のコシノジュンコ先生をはじめ、スワロフスキー・ジャパン(株)クリスタル部門アドバイザーのみなさん、JGA代表として山岡理事の前で一人ずつプレゼンを行いました。厳正な審査の結果、2019年のグランプリは認定講師歴1年半の岩永和代さんに決定。賞金30万円と副賞が贈られました。
「認定講師に成り立てで、自信がなかったのですが、3月に理事からのお知らせで『とにかく出しましょう』という言葉に、背中を押してもらい、グランプリもいただけて大変うれしく思います。ありがとうございました」と涙ながらに喜びを語りました。そして、準グランプリは大住美和子さん、中島由利香さんの2名に決定しました。

 

コシノ先生は、「皆さん、回を重ねるごとに成長していて、作品もコンセプトも本当にますます良くなっています。グルーデコ®は日本独特の技術だと思いますので、皆さんこれからも自信を持って世に広めてください」と受賞者を前にコメント。山岡理事も「1年に渡り2019年のグルーデコ®・アワードを進めてまいりまして、成長した作品を本日拝見することができて、とても幸せな思いです」と喜びを語りました。

 


<コシノ先生総評コメント>
受賞者の皆さまおめでとうございます。
回を重ねるごとに、だんだんと成長していて、作品もコンセプトも本当にますます良くなっていて、本当にこれからが楽しみだと思います。今回受賞されなかった方も、グルーデコ®本来の良さを生かし作品を忠実に作れば、今後にも繋がるかなと思います。グルーデコ®は本来、wGlue®とスワロフスキーを使うもの。そういう意味で、光をデザインするものとも言えます。
今回、グランプリを受賞された岩永さんの作品は地球の明かりをうまくスワロフスキーで表現していました。
そして、グルーデコ®には色々な可能性があり、何でもできてしまう反面、まず自分でどんなものを作りたいか、コンセプトがしっかりしていないと出来がいい作品にはなりません。日常的に使える小さなアクセサリーもグルーデコ®の良さですが、コンテストの場合は、「魅せる」ということが大切だと思います。
今回のグランプリ作品のようなダイナミックな考え方の作品は、やはり面白いですね。自分が楽しいだけではなくて、1つのステージとしての見映えも計算しながら応募された方がいいと思います。
第三者が見ても面白いと思うもの、メッセージ性が伝わるけど技術もきちっとしている、その辺りもトータルで見て評価しています。
これからもグルーデコ®の可能性がどんどん広がっていくのを感じました。
グルーデコ®は日本独特の技術だと思いますので、皆さんこれからも自信を持って世に広めてください。
 


<スワロフスキー社様総評コメント>
グルーデコ®はいわゆる商業的なものではなくて、趣味からスタートしているからこそ、発想が豊かで、面白い使い方をされる方が多いと感じました。毎回とても驚かされて、楽しく拝見させていただいています。今回、良かった方、悪かった方、色々な方がいらっしゃると思いますが、皆さんの費やした時間や努力には、毎回本当に頭が下がります。
審査では演出力やプレゼン力みたいなものが要求されますし、実際に皆さん技術力だけでなく演出する力も上がってきていると思います。コシノ先生はもちろん、私たちもスワロフスキーでデザインをしているので、グルーデコ作家として皆さんを見た時に技術力があるのは前提条件で、それにプラスして、この作品で何を見せたいのか、何を表現して、メッセージをどう伝えたいのかという点がダイレクトに伝わってくると、我々としても高評価を付けたくなります。
二次審査、最終審査と残る方たちは、他の作家さんの憧れの存在だと思います。なおさらもっと勉強をしたり、美術館に行ったり色々なものを見て、どういう思いで作っているのか、その作品の向こう側の見えない部分までも想像しながら見ると、ご自身が作られるものも、今まで以上にクリエイティビティが上がっていくと思います。
今回グランプリを取られた岩永さんはアンホイルと、ホイルのあるチャトンを使い分け、海の深さと陸の隆起している部分をうまく表現されたところが良かったと思います。スワロフスキーは光るものという印象が強いですが、光るものと光らないものをどう際立たせるかを考えると、もっと面白いものができると思います。コシノ先生が総評でおっしゃっていた、「光をデザインする」にも通じるのかなと思います。せっかくスワロフスキーを使うのでしたら、どこに意思を持って光らせるのか、ということもメッセージとしてあると、スワロフスキーのポテンシャルも一緒に表現していただけるのかなと思います。
 


<山岡理事総評コメント>
1年に渡り2019年のGluedeco Awardを進めてまいりましたが、成長した作品を本日拝見することができて、とても幸せな思いをさせていただいております。今日、コシノジュンコ先生とスワロフスキー社の方々の審査を踏まえまして、厳正に審査いたしまして、グランプリを決定しました。また次回、さらなる挑戦をしに来てくださればうれしいです。
 


来年度のテーマは「身につけるアート」を予定しています。
次回もたくさんのご応募をお待ちいたしております。

王冠 グランプリ

地球(太陽系の惑星の一つである地球)

岩永 和代

  • 地球(太陽系の惑星の一つである地球)
認定講師に成り立てだったので、自信がなかったのですが、3月に理事からのお知らせで「とにかく出しましょう」という言葉に背中を押してもらい、今回出すことを決めました。今回グランプリという身に余る賞をいただけて感謝でいっぱいです。グルーデコ®で地球をリアルに表現したかったので、今回の作品を作りました。後ろのパネルに光を反射させているのですが、地球を際立たせたいと思ったときに、宇宙空間の中にあることを再現したいなと思い、この形になりました。今回の作品が自分の中で満足な形に仕上がったので、今後は認定講師としてレッスンの方も頑張っていきたいです。


<受賞理由>
とてもきれいで完成度が高く、インパクトがありました。展示の仕方も良かったです。後ろの黒いパネルにスワロフスキーの光が反射すると、オーロラのような感じになって。作品自体が回転すると、光がとても美しくて、本当に太陽の光がパッと入るようなイメージで、すばらしかったです。

王冠 準グランプリ

殻を破る~move forward

大住 美和子

  • 殻を破る~move forward
今回初めてGluedeco Awardに挑戦しました。『殻を破る』という作品名の通り、私自身もこのコンテストを通して、殻を破って挑戦したいなという思いがありました。二次審査の時にコシノ先生からご指摘いただいた、人の形をいかにリアルに、そして女性らしく作るかというところが一番大変なところでしたが、そこは絶対にクリアしようと思って、人体の構造を理解するところからはじまり、リアルに見えるように頑張りました。今後はまだどんな作品を作るか決めていませんが、またメッセージ性の強い作品が作りたいと思います。


<受賞理由>
女性の信念のようなものが伝わるメッセージ性を感じます。元々の発想のユニークさに加え、二次審査以降、しっかりと人体について研究されて、よりリアルになっていますね。プレゼンの仕方をもっと勉強していただければ、次回はさらに良い作品が作れると思います。

【something blue】(サムシング ブルー)

中島 由利加

  • 【something blue】(サムシング ブルー)
娘の結婚をきっかけに、実際に結婚式で使えるアクセサリーを作ってほしいというところから作品作りをはじめました。結婚式の時に身に着けると花嫁が幸せになるというサムシング・フォーの中から「サムシング・ブルー」をテーマにして、ブルーのリボンが付いたパンプスを作りました。二次審査の際に山岡理事から、実際に履けるのをという助言をいただきまして、娘の足のサイズに合わせて、本当に履くことのできる靴を作りました。実物大だとインパクトがあり作ってみて良かったです。結果、3年連続でこの舞台に立たせていただき、こんな奇跡はもうないだろうと毎年思っていますが、今回こうしてまた準グランプリという素晴らしい賞をいただくことができまして、本当にうれしく思っております。今後も作品作りに追われるのではなく、楽しんで作れるものがあれば、ぜひまた挑戦したいです。


<受賞理由>
二次審査の時の山岡さんのアドバイスを反映して、既製の靴にグルーを貼り付けているのではなく、型から取ってグルーで実物大の靴を作っています。歩くのは難しいと思いますが、しっかりと履けるものを仕上げてきたことに、努力賞をあげたいと思います。